shiomirinのひげBLOG

小ぶたとヒゲの日々記録

親として

息子

街や電車や公園で小さい子供を見かけると、小さい時の息子を思い出す。思い出すと言っても、ぼんやりと断片的にシーンが浮かぶだけだが。

 

息子は一歳になる前に保育園へ入園している。

私も息子も職場と保育園、それぞれの環境に慣れるまでしんどかった。まだ免疫が強くないので初めての集団生活ですぐに風邪をひいたり熱をだしたり、今思うともう少し後で保育園へ預けてもと思うが、当時は余裕もなかったので必死に毎日をこなしているだけだった。

まわりにも保育園へ預けて働いていたお母さん達もいたし、みんな忙しい毎日を送っていたから、自分だけが大変だったわけではない。

考えてみれば急に親と離れて、日中を過ごすことになった子供のほうが大変だったのではないだろうか。

 

当たり前だが、息子と私は性格が全然ちがう。

私は行き当たりばったり、思い付きで行動するタイプだし、何事も大雑把になってしまうが、息子は慎重に事を進めていくタイプ。思い付きでは動かない。

性質が違うので言動に戸惑うこともあるが、気づかされることもある。

高校生になった頃には感心させられる場面が見受けられたり、自分で物事を考えて行動できるようになってきた。

私の高校時代と比べると完全にわたしが負けている、色んな意味で。

 

「親が無くとも子は育つ」という言葉があるが、一理ある。

 

親の役わりとはなんだろう。